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「で、今度は底なし沼ですか」 暗い森。 おどろおどろしい雰囲気。 周囲の木々に恐ろしい顔が浮かび、ケタケタと笑い声が聞こえてきて。 「うわー、助けてー」 迫真の芋演技。 腰くらいまでしか浸ってないのに、明らかに底があるのに、彼女は必死に沈もうとしていた。 「……いいかげんにしなさい」 首根っこを掴んで引っ張り上げると、暗い森や底あり沼が静かに消えていった。 彼女の下半身は泥だらけ。 どうやら今回の犠牲者は、お気に入りの白いパジャマらしい。
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