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ｻﾞｼｭｯ
「がぁっ…」
…呆気ない
ﾔｲﾊﾞ『本来は十七つに相手を分割する技を手加減で分割せずにかつ倍の三十四分割しといて何が呆気ないだ』
それもそうか
ﾔｲﾊﾞ『それよりも、なかなか強い気配が集まって来てるな』
そうだな。さっさと帝王のとこいくか
ｶｽﾐ「こっちはサバイバルナイフ10本なのに、バンバン魔法使いやがって…おかげで5本も減っちまったじゃないか」
今は最上階の部屋の前にいる。中から感じる気配がスゲェ威圧感出してます
ちなみにここに来るまでに出てきた敵なんだが…なんなんだいったい
妙にテンパってる割に雷の魔法を正確に当てにきてる幼女だったり(手刀で気絶させた)、
水で出来た触手で攻撃しながら恍惚な表情をしてるお姉さんだったり(同じく手刀で気絶)、
毒を操るナルシストとか(こいつにサバイバルナイフ5本やられたので圧倒的暴力で気絶させ髪の毛全部剃ってやった)…
その他にも変な奴ら計8人ぐらい相手した
ﾔｲﾊﾞ『創造で作ったって言っても普通のサバイバルナイフだからなぁ…金属融解させるような毒じゃ仕方ねぇよ』
仕事道具は大事にしたいんだよなるべく。
そんなことよりさっさと入るぞ
私は目の前の扉を開けて中に入った
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