今はまだ、私が転生するときでは…えっ?問答無用?

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カスミ「もふもふ…うん、これでいい」 「あっ、あとこの指輪渡しとくね。 その指輪は念じるといろんなものを収納できるようになってるよ」 ふーん…じゃあこの抱き枕を収納っと シュンッ おぉ…ホントに収納できた。これでどこでも寝れる 「それじゃあ転生する場所だけどどっちがいい? 一つは貴族の階級とかあるシナト王国。 もう一つは実力で地位が決まるデミス帝国。 どっちも気候は安定してるし、国も衛生管理はちゃんとしてるから住みやすいよ? 国同士の仲もいいし」 ヤイバはどっちがいいと思う? ヤイバ『そうだな…お前は権力なんて振りかざすようなめんどいことはしないし… 帝王にでも実力認めさせりゃゆっくり過ごせんじゃねぇか?』 つまり国公認でグータラできると…いい響きだ カスミ「それじゃあ帝国で」 「んっ、わかったよ。それじゃあ早速送るね、良い二度目の人生をー」 神がそう言うと、私の体が独特の浮遊感みたいなものに包まれた ーーー神sideーーー あの子…一体何者なんだろ? 心は全く読めないし、他の神様が転生者によく言われる能力とかも要求されないし… 「おっ、ようやく転生したみたいだなアイツ」 「えっ?…あ、貴方様は!?なぜここにいらっしゃるのですか!?」 「なに、昔俺の力で【縁結び】してやった片割れの輪廻転生したやつを拝みにきただけさ」 「…貴方様の知り合いなら、いろいろと納得ですね」 「ふっ。さて、楽しんでこいよ、ヤイバ、カスミ」
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