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・少女は人に『愛され過ぎる』体質。けれども、少女は人を愛せない質。どれだけ周りの人が愛を送ったって、なにも返さないし、返せない
・少年は偏頭痛持ち。人嫌い。生きるのめんどくさい。感情ありません。でも人を責め立てるの好き。たまにやりすぎて人を殺します。後悔は皆無
が、さくらの咲くある日、保健室で会います。少年は頭痛が酷かったから。少女は少女を愛した人がまた死んだから、どうにも授業に集中出来なかったから
(少女を愛した人は、愛が返されないことに絶望し、大抵死にます)
最初はお互いになんとも思っていませんでしたが、なんだかんだ言って相手が特別になってきます(『????』のページ)
(少年はどれだけ人が死んでも後悔しないし、どれだけ責め立てても死なない少女に興味が沸き、てゆか好意もうっすら沸き、
少女はいつまでたっても自分を愛さないで死なない少年が大切になってきます)
しかし少女もいい加減人が死ぬことに疲れ死にたくなります。少年はだったらついでに一緒に死んであげよう、と(first、second、third、lastのページ)
彼らの間にあったのは、恋愛だったのか友情だったのか同族嫌悪のようなものだったのか永遠に解らず
彼らは2度目のさくらを見ることはなく、寒い冬の日に死にました、と
………そんな感じです。はい
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