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――――さぁ、そろそろお仕舞いだよ。もう君は、落ちるところまで堕ちた。
―――だって、選ぶのは必要だった。わたしは、間違っていない。
――――苦し紛れだね。間違ってはいないけど、正しくない。解っているでしょ。
―――解っている。だけど、
――――楽になろうとするんじゃない。なにがどうであれ、君が僕を選んだせいで、彼らは死んだんだから。
―――……解っている。だけどね、楽になれるものなら、もうとっくに楽になってる。
――――………さようならってちゃんと言ってあげた？
―――え？
――――唇、噛むのやめて。傷がつくでしょ。駄目だよ君、ちゃんと自分を大切にしないと。
―――だって。
――――らしくないね。君は君の選んだことをちゃんと自覚出来る人間なのに。いつまでうじうじしているんだよ。
―――………あなたはなんで、そんなに冷たいの。
「でも君は、僕が好きなんでしょう？」
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