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――――最後にしましょう。もうわたしは、疲れたよ。
―――知ってるよ、そんなこと。何人、君の恋人は死んだのだっけ？
――――クラスメイトだよ。恋人なんかじゃない。ただ好いていただけ、わたしが彼らを好きになれなかっただけ、なのになんで死ぬのかな。
―――それは僕らのせいだろう。もう後戻りは出来ないね。別にそれで構わないけど、僕は。
――――らしいね。君らしいよ。君はいつだってそう。大切なものがはっきりしてる。
―――だからなんだい。
――――さぁね？解らない。
―――……どうしたんだい。
――――……下らないね。今さら、もうどうしようもない。
―――それはそう。あらゆることはもう、どうしようもない。
――――襤褸（ランル）になった心は戻らないって言ったのも、君だったね？
―――そうだったね。
「ねぇ君は、最後まで死ななかったね」
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