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綾斗「オオフ…はぃ、今日もバイトです。。。辛いです、はい。」
幸哉「働き過ぎだぞ~マジで(笑)今日行って、リトルピールの限定フィギュア見せようと思ったのにな…」
幸哉がニヤリと笑う
綾斗「なん…だと…?リトルピールの限定フィギュアですと!?見たい…見たいぞウオィ!!写真とかないの?」
幸哉「すごくね?俺、かなりリトルピール限定フィギュアに貢ぎました。俺の粘り勝ち♪ちなみに写真では良さが半減なので、実物を見るべきやぞ。綾斗先生。」
綾斗「僕としたことがぁ…。いや、今日、バイト休んでいいような気がしてきた。うん。きっと休んでいいはずだ。拓哉に押し付けよう。うん。」
幸哉「あはは(笑)人の弟に押し付けんなよぉ(笑)あいつはたしか今日カテキョのバイトや。残念無念また再来年~」
幸哉は笑いながら手をヒラヒラさせながらバイバイのジェスチャーをする。
つくづくこういうフィギュアやアニメの話が似合わない男だと思う。
外見からはそういうものに興味がありそうなようには全く思えない。
僕はコンビニの深夜バイトをしていて一回生の頃から続けている。
そこに1年ほど前に幸哉の弟、拓哉がバイトを探しているということで紹介したのだ。
拓哉は、幸哉と違い無口で、大人びた雰囲気の弟だ。
最初は接し方に困っていた僕だったが、次第に拓哉もよく僕の冗談を笑ってくれるようになり、関係は良好だ。
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