57人が本棚に入れています
本棚に追加
/54ページ
散々遊びまわって日が暮れ始めた頃、俺たちは家に向かって徒歩を進める。
「何か一週間分くらい遊んだ気がする…」
拓哉はそう言って背伸びをする。
夕焼けに染まる顔はやはりイケメン、様になっている。
「…そうだな。」
俺は軽く返事をした後、続け様に言う。
「…あばよッ!!!」
俺は猛ダッシュで拓哉から距離を取る。
拓哉の足元にファンタジックな光の円陣…所謂魔方陣が見えたからだ。
最初のコメントを投稿しよう!