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「うん。やっぱり優愛は白だな」 「わたし、もう真っ白じゃないですけどね」 「そうだな。汚したのは俺だしな」 「でも、今日は春樹さんも真っ白です」 「あぁ。優愛に包まれてるみたいで気分がイイ」 「そんな、大袈裟です」 とある島の、とある場所。 七色の光が差し込んで、天使の梯子を作り上げる。 今、この空間に存在するのは 漆黒を纏った異邦人と、わたしたちの二人だけ。
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