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「ねぇ…お母さん…美希、泣いてるよ?聞こえてる?」 親戚達が姪っ子を可哀想と言ってる中、あたしは棺の中のお母さんに話しかけた。 「聞こえてるなら起きてよ!ねぇ!!」 聞こえるはずないって分かってるのに、自分でも止められなかった…。 「なんで死んだんだよ!」 (だってまだ…) その時、1人の男性が駆け寄ってきて、あたしの肩を抱きしめた。
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