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フィオナside
ミーアと打ち解け仲良く話ながら森を歩いているとミーアが俺に訪ねてきた。
「そう言えばフィオナさんのお家は何処なんですか?やっぱり魔界とかです?」
うん”やっぱり“の意味がわからないが質問に答えるべく口を開こうとするのだが
困った事に俺は地球から突然この世界に飛ばされてしまったため家などもちろんないのだ
「いや?家などないが」
あっけらかんと答えてしまいミーアは俺の言葉に戸惑ってしまっていた。
するとミーアは表情を明るくさせて話し掛けてくれる。
「では、私の家に来ませんか!?私友達を家に招待したことが無いので、もしフィオナさんが良ければ是非家に来てください!きっとお父様もお母様も喜んでくれます!」ニコニコ
ミーアのテンションに若干気圧されながらも反芻しミーアの提案に賛成の意を口にした。
「ぉ…私が行ってお邪魔じゃないなら行こうかな」
俺の言葉を聞いた瞬間[ぱぁ]とまるで花が咲いたように頷いてくれる。
「はい♪迷惑じゃ無いので決定ですね♪早くお父様とお母様に紹介したいです♪」
ミーアの様子に頬が緩むの感じながら一路ミーア宅に向かうことにした。
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