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暫く歩き続けていると森を抜け丘に出た
それからまた談笑し時折口調や一人称が直ってないことを
指摘されつつ歩いているとやっと舗装された道に辿り着く。
ミーアからしたら可笑しいかもしれないが俺からしたら数日前迄男だったのだから仕方ないじゃないかと内心思いながらも頷く
そうこうしている間にミーアの家に着いたらしく
ミーアの家をみた瞬間俺は驚愕のあまりに呆けてしまっていた。
「さ、着きましたよ。我が家にようこそ!フィオナさん♪」ニコニコ
嬉しそうに片手を家に向けながら見せてくれた。
「え?ミーアってお嬢様だったのかッ?」
驚きの余り口調が戻ってしまった、しかし余程嬉しいのかそんなことを気にする風でもなく俺を屋敷に招いてくれた。
「あれ?言ってませんでしたっけ。私7大貴族の光を司るルーチェイン家の者何ですよ♪でも畏まるのは止めてくださいね?フィオナさんに距離を置かれたく無いです…」
そこまで言うと目に見えて落ち込んでしまった。
「大丈夫だよミーア。ちょっと驚いてしまっただけ。友達にそんな態度とらないよ。」ニコ
俺は微笑みミーアの頭を撫でてあげた。ミーアは気持ち良さそうに目を細めて微笑んでいた。
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