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フィオナがルーチェイン家の家族として迎えられた日から2日前の夕刻、王都から北北西に約50㎞程離れた険しい山岳地帯で2人の黒ローブが話をしていた。
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黒ローブside
「おい、例の計画はどうなっている。」
「あぁ、大丈夫だ。滞りなく事は進んでいるさ。今より9日迄には仕上げるさ」
「そうか、しかし早いに越したことはない。なるべく早急に仕上げさせろ」
その言葉を最後に1人の黒ローブは転移してこの場から姿を消した。
「たく、人使いが荒いやつだ。」
残っていたもう1人も文句を言いながら姿を消すのだった。
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フィオナが家族になった日から3日たった日の早朝
ミーアside
おはようございます♪ミーアです。
今日は王都に行きフィオナちゃんと一緒に買い物にいく予定なのです。
しかしまだフィオナが起きてこなくミーアがフィオナの部屋へ起こしに向かいます。
「フィオナちゃんまだ寝てるのかな。よし!私が起こしてあげますよ!」ニヤリ
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