第2章:~予期せぬ勇者(笑)との出会い~

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朝ごはんを食べ終えた私達は各自の部屋に戻り準備をしています。 フィオナちゃんは朝ごはんを食べたらいつものフィオナちゃんに戻りました。良かったです♪ 準備を終えて1階のロビーでフィオナちゃんと話をしていると突然フィオナの足下に魔方陣が現れました。 「何で…魔方陣が?…。あ!使い魔召喚の!フィオナちゃん!手を伸ばして!」 私は咄嗟に手を伸ばし、フィオナちゃんも手を掴もうとしてくれたのですが間に合わずフィオナちゃんは飛ばされてしまったのです。 「フィオナちゃーん!!」 ミーアsideout ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 帝都〈メルサイル〉 フィオナside 俺は突然足下に現れた魔方陣のせいでわからないところに飛ばされてしまったようだ。 この場所を観察してみると、どうやら地下室らしい。 部屋には階段が1ヶ所しかなく、その階段は上に上がるものだった ふとこの場所に自分以外の気配を感じ警戒を強めていると後ろから声をかけられた。 「やぁ、君を召喚した者だよ。僕と契約を結んでくれないかい?」 俺は後ろにいる召喚者に向き直り睨み付ける。
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