17人が本棚に入れています
本棚に追加
俺の様子に流石に察したのか態度を改めるバカ。
「ゴメンよ。怒らせる気は無かったんだ、でもお願いだ僕と契約を結んで欲しい。」
コイツの話なんて聞くわけないので拒否の念をのせて更に睨み付ける。
て言うかどうせ。契約するのならこんなイケメンバカよりミーアと契約したい。いいえお願いします!
「還らせる気がないのなら力付くで還るまでだ。俺を怒らせたこと後悔させてやる。」
言葉と共に目の前のイケメンバカに向けて戦闘体制に入る。
「しょうがないか…。僕も力をもって君を屈伏させて見せるよ。」
イケメンバカも何処からともなく金に輝くバスターソードを構える。
「反撃なんてさせてやるものか、俺は早く還りたいんだ。一瞬で終わらせてやるよ…。」
言い終わらないうちにイケメンバカに一瞬のうちに肉薄し背後をとる。そのままの勢いで渾身の一撃をくれてやる。
「カタストロフィ・ノヴァ」
爆発と共に凄まじい魔力奔流がイケメンバカに突き刺さっていきそのまま天井を突き破って飛んでいく。
俺も後を追うように大穴が空いた天井から地上に出た…。
最初のコメントを投稿しよう!