第2章:~予期せぬ勇者(笑)との出会い~

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地上に出てみるとかなり広い空間に出たようだ。恐らく神殿か何かだろう。 イケメンバカの意識を刈り取るべく辺りを見渡すが姿が見えない。気配を感じ上を見ると 俺に剣を降り下ろさんとしていた。正直遅すぎて欠伸か出るくらいだ 「はぁぁぁぁああああ!!」 叫びなが肉薄してくる。これ待ってなくていいよね? タンタンと2回小さくその場でジャンプをして3回目のジャンプでイケメンバカに一瞬で肉薄する 「叫ぶな、五月蝿いだろ。これで終わりにしてやるから大人しく寝とけ!! 天覇黒竜炎!!!」 ゴウと俺の量拳に赤黒い焔が燃え盛る。拳を前に突きだし技を完成させイケメンバカに放ち着弾した。 「ぐわぁぁぁぁぁあああああ!」 するとイケメンバカは地面に落下していき大きなクレーターをつくって気を失っているのが確認できた。 召喚者が意識を失ったため使い魔召喚のための魔方陣が効力を失い またも俺の足下に魔方陣が現れルーチェイン家に還ることが出来たのだ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 王都〈ガルダメシア〉ルーチェイン邸 しかしすでに時刻は昼下りもうすぐで夕方に入るというところ。 イケメンバカのせいで今日の予定が全て台無しになってしまい。悔しくて目尻に涙を浮かべていたら ミーアが側に来てれ慰めてくれる。
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