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ミーアside
あの度重なる使い魔召喚によってフィオナちゃんは目に見えて疲れているようでした。
出来ることなら私がフィオナちゃんと友達として家族として契約したい!契約と言う確かな絆をつくりたいと思っているのですが
疲れきっているフィオナちゃんを見ているととてもそんなことを口にできません。そう思っていると…。
「 ミーアは使い魔契約したいと思わないの? 」
フィオナちゃんが不意に聞いてきたのです、しかし私は本当の事が言えませんでした…私の返事を聞いた彼女は[そう…。]と肩を落としていたのです。
私は意を決してフィオナちゃんに話しかけました。
「フィオナちゃん!あ…あの…えっと……。」
フィオナちゃんは何か期待するような瞳で私を見つめてくれます。
しかし私は本当に言っていいのか迷ってしまいました。もしかしたら嫌われるかもしれない、そう思って恐くなり身体が震えてきます。
そんな私にフィオナちゃんは両手を握ってくれたのでした。私は覚悟を決めて。
「あの…もし…フィオナちゃんが良ければ…その……私と!契約を結んでくれませんか?」
フィオナちゃんの返ってくる反応が恐くなり目を積むってしまいす。すると彼女は。
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