第2章:~予期せぬ勇者(笑)との出会い~

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私を抱き締めてくれました。 返ってきた反応が予想していたものと違ったので目を白黒させてる私にフィオナちゃんは 「うん…うん…先に言わせちゃってゴメンね……私もミーアと契約したい!ううん…させて欲しい。」 フィオナちゃんは瞳を涙で濡らしながら強く強く私を抱き締めながら言ってくれました。 「いいの?…私なんかと契約してくれるの?」 私は声が震えるのを感じながらも言葉を紡ぎだす。 「うん…。ミーアじゃなきゃ やだ……。ミーアじゃないとだめなんだよ。」ニコ その言葉で私は感情を抑えきれず嗚呼を漏らし泣いてしまった。そんな私をフィオナちゃんは私が泣き止むまでずっとずっと優しく抱き締めてくれました。 暫くたち落ち着いた戸頃で私達は契約を交わしました。 「フィオナちゃん私に魔力を流して?私もフィオナちゃんに魔力を流すから」ニコ 「わかった。じゃあ流すね」ニコ すると私の中にフィオナちゃんの魔力が流れてくるのがわかった。とても暖かくフィオナちゃんの優しさに包まれているようでした。何より確かな絆が出来て私はとても嬉しかったのです。 「ミーアありがとう。私と契約を結んでくれて…ミーアとの絆が強くなったみたいで嬉しいよ」ニコ フィオナちゃんも同じように想ってくれたとしり私は頬が緩むのを感じながら。 「こちらこそです。ありがとうございます。」ニコ お礼を言うのだった…。
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