第2章:~予期せぬ勇者(笑)との出会い~

22/23
17人が本棚に入れています
本棚に追加
/92ページ
それから俺たちは商店街でウィンドウショッピングを楽しんでいた。クエスは文句1つ言わずに俺たちの買い物に付き合ってくれていた、むしろ楽しんでさえいるようだ。 うん。クエスへの好感度が上がったぞ。クエスはいいやつだな♪ 1通り回り終え時刻も夕方に差し迫ってきたので、今日はここで解散することになった。 「それでは、ミーアさんフィオナさん。次は学園でですね。今日は有意義な時を過ごせましたわ、ありがとうございます」 本当に丁寧な娘だなと感心しているとクエスが口を開いた。 「あぁ!今日は楽しかった。また学園で会おうな。」ニカ 本当にクエスは親しみやすくて、楽しいやつだな。笑顔が眩しいぞ♪ 「えぇ、2人ともまた学園で会いましょうね♪」ニコニコ 挨拶を終えて双方に別れて帰路につく、ミーアが去りぎわに元気よく手を振っているのを俺は微笑んで見守っていた。 「2人とも、気おつけて帰ってね。バイバーイ♪」 俺たちは前に向き直り歩き始めたのだがミーアがスススと俺に近寄り腕を組んできたのだ。 なんどでも言おう!ミーア可愛い !
/92ページ

最初のコメントを投稿しよう!