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暫く歩いた戸頃で立ち止まる、急に立ち止まった俺に怪訝な表情を浮かべながら見つめて小首を傾げた。
「ふふ♪今日は私からプレゼントがあります!」
今日買った荷物の中から小袋を取りだし、中のネックレスを出してミーアにつけてあげた。
「え?…。わぁ……。綺麗…。。…貰っちゃっていいんですか?」
「うん♪日頃の感謝の印だよ。ミーアに受け取って欲しいな♪」ニコ
するとミーアは怪訝な表情から嬉しさに溢れた瞳をおれに向けて満面の笑みを見せてくれた。
「わぁ♪フィオナちゃん、ありがとうございます。凄く綺麗です、大切にしますね♪」ニコニコ
サプライズプレゼントが成功して小さく拳を握り内心嬉しさに満たされていると。ミーアがおれに話しかけてくれた。
「明後日から学園ですね!一緒のクラスになれるといいですね♪」ニコニコ
「うん♪私も楽しみだよ、一緒のクラスになれるようにお祈りしなきゃね♪」ニコ
「はい♪。学園登校日が待ち遠しいです♪」ニコニコ
話をしながら帰路につく、終始ミーアは嬉しそう胸に輝く白い、加工装飾された魔鉱石をさわっていた。
プレゼント出来て本当に良かった。
明後日に迫る学園編入に期待と不安を胸に歩き続けるのだった。
第2章~予期せぬ勇者(笑)との出会い~完
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