第3章:~ マーレ山に潜む魔物 ~

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・同時刻・ フィオナがフスティスィア王都中央学園に編入の挨拶を理事長にしているのと同時刻、王都から北北西に約50㎞程離れた険しい山 岳地帯でそれは蠢いていた… ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 王都〈ガルダメシア〉領:マーレ山 黒ローブside 「予定より、大分遅れているな」 そう呟く黒ローブの元に部下を数人引き連れもう一人黒ローブが転移してくる。 「すまない、だが調整は完璧だ」 その言葉に最初に居た黒ローブはニヤリと嫌な笑みを顔に張り付ける 「待ちかねたぞ。さぁ計画を始動しようか」 「あぁ、コイツなら滅亡とまではいかずとも致命的な打撃を与えられるだろう。」 「それにコイツが失敗してもいくらでもかえはきく」 「お前達はコイツを制御し王都〈ガルダメシア〉へ侵攻するのだ。まずはマーレ山近隣から侵略を開始しろ」 「「「「「「御意。」」」」」」 ニヤリと黒ローブ達は顔を歪ませ転移していった。
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