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フスティスィア学園学生寮
おれは学生寮の前で唖然としていた。
フィオナ「………………………………。」
ミーア「おーい。フィオナちゃ―ん」
はっ!つい呆けてしまった。学生寮だよね…これ。
イスカ「あ、また呆けてる。」
ミーア「もぅ。フィオナちゃん早く入りましょうよ」
ミーアが俺の腕を引きながら歩き、他の皆はおれ達の後ろを歩いていた。そして学生寮ロビーに着き苦笑いしながら口を開く。
フィオナ「寮、大きいね…。ホテルかと思っちゃった。」
ミ、イ、コ、ソ、ク「「「「「ホテル?」」」」」
あれ?この世界にホテル無いのかな?と思っているとソフィアが話始めた。
ソフィア「ホテルがどう言うものか知りませんが、全校生徒が住めるように建てた物ですので、大きいのは必然ですわ。」
フィオナ「そ…そっか」
顔を引き吊らせながら言い終わると今度はココとクエスが口を開く。
ココ「各フロアには転移魔方陣を使うんだよぉ」ニコ
クエス「ほら、彼処に6つ魔方陣があるだろ?あの上に立って行きたいフロアを念じれば行けるんだよ」
フィオナ「な…なるほど。クエス、ココありがとう」
ココ「いいよぉ♪」
クエス「いいって。ほら早く受け付けに行こうぜ。」
おれ達は受け付けに行き手続きを済ませる、ミーアと同じ部屋だったことに嬉しさで頬を緩むのを押さえきれず、ついニヤケてしまう。
後でミーアと俺の部屋に集合する約束をして各々の部屋に帰っていくのだった。
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