第3章:~ マーレ山に潜む魔物 ~

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フスティスィア学園 フィオナside 部屋は高級ホテルのスウィートルームのようで、つ いその豪華さに呆けてしまう。 フィオナ「わぁ…。」 ミーア「ふふ。フィオナちゃん呆けてばっかりですね」 クスクス ミーアの言葉で顔が熱くなるのを感じる。 ミーアはおれの様子に気が付くと顔を覗きこむように しながら心配してくれる。 ミーア「お顔真っ赤です、大丈夫ですか?」 フィオナ「大丈夫だよ。心配してくれてありがとう」 俺の言葉にミーアは安堵し微笑みかけてくれる。それ から俺たちは自分の部屋に入り荷物の整理し、皆が来るまでリビングで談笑しながら待っていた。 暫くしてインターホンが鳴ったので皆を招き入れリビング に通し思い思いの場所で腰を落ち着かせ改めて自己紹介をするため口を開く。 フィオナ「それじゃあ、改めて自己紹介するね? コホン…。フィオナ・ドラグナスです、皆も知っての通り私は 魔属です、種族はドラゴンだよ。編入する前はミーアの家に住まわせてもらってました。ミーアとは森でミーアがドラゴンに襲われていた所を助けて、それがきっかけで 仲良くなりまし た。ミーアは私の契約主だけど家族として私を迎えてくれました」ニコ 俺の自己紹介が終わると次はイスカ達が自己紹介をし てくれた。
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