第3章:~ マーレ山に潜む魔物 ~

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「まぁ聞きたい事ばかりだけどいいわ。私はイスカ、イスカ・アクアスシアよ。使い魔はウンディーネ、ギルドランクはAよ。とまぁこんなところかしら。」 イスカの自己紹介が終わると次にココが口を開く 「はぁーい♪ココ・エアリアスだよぉ。使い魔さんはエーテルドラゴンのマルニスくーん!好きな者はイスカちゃ―ん♪エヘヘー。あっギルドランクはBだよぉ♪よろしくねフィオナちゃん」 なんとも間延びしたしゃべり方をする娘だなぁ。 なんて考えてたらクエスが質問してくる 「さっきは驚いて聞きそびれたがフィオナは本当にドラゴンなのか?」 おれの返答に皆の視線が集まる 「本当だよ。」ニコ そんなに珍しいのかな?と思いながら返答した。 続けてイスカが口を開く 「なんでミーアと契約したの?」 皆も気になるのか視線が集まる。 「ミーアは私の大切な家だし護りたいと想ったから、何よりミーアが大好きだからだよ」ニコ 私の答に皆は驚いていたが ミーアは嬉しそうに微笑みながら言葉を紡ぐ。 「フィオナちゃんありがとう。」ニコ おれも何だか嬉しくなり頬が緩んだ するとクエスがおれに向けて口を開く 「人化出来るドラゴンなんて聞いたことがないぞ、相当高位の種族なのか?」 そんなものわかるわけないでしょ。 「さぁ?どうなんだろ」 自分でもわからないのに答えられるわけがない。でもバハムートって高位種族なのかな?
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