第3章:~ マーレ山に潜む魔物 ~

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水晶は強く発光しいろんな色の光が輝いている。 綺麗……。 色のコントラストにうっとりと眺めていると周りの皆が驚 愕の声を上げていた。 エイラ「今までこんな反応見たことないです…」 イスカ「魔力量測定不能!?」 クエス「基本属性全 て!?凄いな…」 ソフィア「信じられませんわ…」 ココ「フィオナちゃん、凄ーい!」 ミーア「流石フィオナちゃんです(ニコニコ)」 あっ皆じゃなかった ミーアはおれの正体わかってるから当然か。 するとエイラさんは慌てて部屋を飛び出してしまっ た。 暫くすると一人の女性を連れて帰ってきた。連れて こられた女性はおれに向けて口を開く。 「私はギルドマスターのシエルです貴女がフィオナさん?話はエイラから聞いているわ、魔力量測定不能な程の魔力量、全ての属性を扱えるそれに性質は〔龍〕…貴女何者なの?話して貰えないかしら」 皆の視線がおれに集まる。 ミーアが心配してくれている、おれは微笑み口を開いた。 「ミーアのパートナーですよ(ニコ)」 おれの的外れな返答に皆が呆けてしまった。
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