第3章:~ マーレ山に潜む魔物 ~

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すると皆は口々に イスカ「高位種族なのはわかってたけど凄いじゃない!」 クエス「あぁ!バハムートかぁ。伝説かと思ったが居たんだな!」 ソフィア「黙ってるなんて、友達として水くさいですわ」 ココ「フィオナちゃん凄ーい。私のマルニス君より偉いんだねぇ!」 エイラ「先日のバハムートは貴女だったんですね。驚いちゃいました!」 皆の反応が違うことに驚き目を白黒させていると、ミーアが優しく微笑みながらおれに話してくれる。 「フィオナちゃん良かったね。皆がわかってくれて私も嬉しいです。」 するとシエルが口を開く。 「そう貴女だったのね、 驚いてしまってごめんなさい。 たとえ貴女が龍王バハムートでも 我がギルドは貴女の加入を歓迎します。 恐かったね、…。辛かったね…………。 でもここに居る皆はフィオナちゃんの味方だからね」 そう言うとシエルさんは優しく包み込むように抱き締めてくれた おれは皆の優しさで不安や恐怖が解れていくの感じた。 瞳に雫が溜まり一筋の線が頬を濡らした それを皮切りに感情が溢れだしシエルさんの 胸の中で泣いてしまっていた ミーアもおれの頭を撫でてくれる あぁ……おれは幸せ者だなぁ………。
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