第3章:~ マーレ山に潜む魔物 ~

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王都ガルダメシア領〈ガラド渓谷〉 総帝side ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ようやく奴を渓谷まで追い詰めた。 グオオォォォォォォオオオ!!! 「ふん、いくら吼えようがお前は此処までだ」 すると奴は咆哮と共に増悪の宿った 禍々しいブレスを放ってきた。 ゴオオオォォォ!!……… 轟音を発しながら向かってくるが 俺は難なく交わす。 ドゴオォォン!!……シュゥゥ ブレスは岩盤に着弾し暴散した 着弾した箇所は異臭放ちながら溶解している。 本当に厄介な相手だ俺は魔力を練り上げ 最上級魔法を完成させて奴に放つ。 「エターナルジャッジメント!」 空から幾つもの光の光線が奴に突き刺さる ギャオォォォォ!! 奴は苦痛に堪らず吠え叫ぶがそんなものは関係ない! 「これで最後だ!セレスティアルレイン!!」 奴を中心に魔方陣が展開し光を放ちながら 魔方陣がもう1つ空に向かい空間を作り 奴を固定、瞬間魔方陣から幾つもの光線が降り注ぎ奴を穿ち続け空間が圧縮し大爆発を引き起こした。 ギャオォォォォォオオオオ! これで終わりだと思った 「なっ…。クソっ!仕留め損ねた!」 奴は西に向けて飛び差っていく。 「あの方向はウガリアの森か。次は確実に仕留める!」 俺はウガリアの森に転移した。 総帝side end
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