第3章:~ マーレ山に潜む魔物 ~

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ミーアside 「サーチ」 私達を中心に半径1㎞の範囲で索敵を行いました。 もぅ絶句です… 全然簡単な依頼じゃ無いじゃないですか! 確認できた数はおよそ257… 今現在も増え続けているんです、因みに今は268… こんなの異常ですよ! 私達みたいな学生には荷が重すぎます 撤退を提案しようと皆の方を見たら 何故か皆殺る気満々何です…。 「皆ここは一旦退きましょうよ!」 「何言ってるのよ、ゲイザーくらいどおってことないわ」 「えぇ!長期休暇期間での修行の成果見せてあげますわ」 「私もマルニス君との新連繋技見せてあげるぅ」 「あぁ、新しく覚えた魔法のいい的だ 逃げる選択肢はないぜ。それに此方には龍王バハムートがついてる。何も恐くないさ」 戦闘狂めぇ…。 フィオナちゃんが大丈夫じゃないですよ すっごい脂汗かいてます…。 「フィオナちゃん無理しなくていいんですよ?…」 「……………………………………………。」 フィオナちゃんが俯いて何か言ってるのですが 声が小さくて聞こえないです…。 「フィオナちゃん?…。」 「……………………………ッ!。……………何?ミーア…」 「無理せず帰りましょう?」 フィオナちゃんが何か言いかけた瞬間イスカちゃんが 私とフィオナちゃんの手をとり前線に連れていかれました。
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