第3章:~ マーレ山に潜む魔物 ~

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駄目だ…おれの意思に反して全く言うことを効いてくれない!! ゲイザーの触手が腕に巻き付いてきた… フィオナside out ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ミーアside フィオナちゃんの様子が可笑しいです 「あ…あぁ……アアアアアアアアアア!!」 叫び声をあげた瞬間フィオナちゃんが銀煌を放ち 身体が変化していました。 頭に角が生え、背中には4対の翼があったのです 「フィオナちゃん!」 「フィオナぁ!」 「フィオナさん!」 「フィオナッ!!」 「フィオナちゃーん!」 私達の呼び掛けが聴こえたらしく、 此方に顔を向けてくれます。 スッゴい笑顔!え?え?フィオナちゃん 恐くないの?? フィオナちゃんは瞳を涙で濡らしながらも 笑っていました。瞳の光を亡くして…… ミーアside out ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー フィオナside あれぇ?皆が呼んでるなぁ…ミーアだぁ♪ わたしはミーア達に手を振ろうとしたのですが、動きません。前を見るとお目々が有りました。 ミーアがわたしを呼んでるのにお返事出来ないじゃん! どうして邪魔するの?放してよ! わたしは怒りに任せて魔力を爆発させた それは大きな奔流となる 邪魔するいけない子にはお仕置きしなきゃね!
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