第3章:~ マーレ山に潜む魔物 ~

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ミーアside フィオナちゃん凄い… 皆もフィオナちゃんの強さに唖然としてるみたい フィオナちゃんが最後の2体を倒し此方に手を振りながら走って戻ってきてる、瞳に光が宿ってないけど満面の笑みで。 グオオォォォォオオオ!!! しかし森の最深部から楠んだ黒の鱗で被われたドラゴンが凄まじい咆哮を放ちながら現れた。 「なッ!君たち此処は危険だ!早く避難しなさい!!」 灰色のローブを着た人が叫びながら跳んでくる。 「貴方は誰なんですか?」 「俺はギルド〈希望の光〉に所属している総帝だ」 「「「「「ええええッ!」」」」」 「………………………。」 世界で一番強い(人間の中で)人が現れた事によって 私達は驚愕のあまり大きな声を出してしまった。 フィオナちゃんは物凄く睨んでるけど。 っていってる場合じゃなかった!! フィオナちゃんが俯いて身体を震わせてる… 「ほら君も避難しなさい。」 「……………………………………触らないでよ。」 総帝様がフィオナちゃんに近付き避難するよう、肩に手をおき呼び掛けたのですが 手がフィオナちゃんの肩に触れた瞬間突風が発生し総帝様を吹き飛ばした。 「邪魔しないでよぉぉぉぉおおお!!」 叫び声と共にフィオナちゃんが煌々と輝きだし変化が起きたのです。
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