17人が本棚に入れています
本棚に追加
フィオナちゃんの背中の翼が増えて身体が徐々にドラゴンの姿になっていく。
目の前に居るのはあの日私を助けてくれた
6対の翼を有しその身体を白銀の光沢で被い神々しいオーラを放つ龍が居た。
見間違えるはずがないです。…フィオナちゃん……。
「圧倒的な存在のはずなのに…。」
「ええ、不思議と恐怖心が湧いてきませんわ…。」
「逆にどこか安心感が湧いてくるな…。」
「綺麗ぇ…。」
皆も私と同じことを考えてるみたい。
フィオナちゃん無理しないで…。
ミーアsideout
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
フィオナside
なんで邪魔するの?
なんで邪魔するの?
わたしはミーアに褒めて貰いたいだけなのに…
絶対に許さない…
(許さないんダカラァァァアア!!!)
グルアアァァァァァァァアア!!!
グオオォォォォオオオオオオ!!
2体の龍の咆哮が深緑の森を大地を揺さぶる。
なに?あの黒いの
さっきからうるさいなぁ…
あの黒いのわたしの邪魔するんだ…
許さない…
消し飛ばしてやる………………。
最初のコメントを投稿しよう!