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秀樹は七美がしがみついて離れないので、
気持ちが少し動転している様子だったが、
鼓動がドキドキしているのが伝わってきた。
「あなただって、
私のことを好きだと思ってくれてるんでしょ?熱心に電話やメールをくれたじゃない?」
さらに、
七美は続けて言った。
「どうして、
こんなに身体が冷えきっても我慢してたと思うの?あなたのせいだわ!」
そして、
今度は首筋にしがみついた。
七美の熱にあてられたのか?秀樹も七美をきつく抱き寄せ、
流されるようにして二人は一夜を共にした。
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