story.1

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「そんなに後ろに下がる事ないじゃないか」 「いや、下がるわ!」 つまり、お前らは全員そっちの気があるってことでしょうよ! 怖いよ。俺、ある意味死んだよ。死亡フラグがビンビンだよ。 「とりあえず、今は“まだ”何もしないさ」 『まだ』って言った? 言ったよね。 じゃあ後々、何する気!? 俺の貞操の危機だよ、これ!! 父さん。………大丈夫だったよね? 「…っていうか、メイドや執事達はどこだよ?」 物凄く威嚇しながら聞いた。 「あぁ、それは…」 「俺がやめさせたよ」 また新たな声がした。 綺麗というか可愛いというか、いかにも執事的な服装のイケメン。 それより、やめさせた!? 「俺達が遣えるのに、メイドや執事なんていらないじゃん」 当たり前のように言うなよ! つうか、誰だよ! .
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