第1話

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「んー…まだ小さいからすぐに口にいれるし、細々したものだと怖いからなー・・・」 人形のショーケースからぬいぐるみの棚に移動して探していると、ふと気になるぬいぐるみを見つけた。 歯を見せてニヤついているクマのぬいぐるみだった。 手に取って見てみたのだが、 「…うん、これはないな。」 速攻棚に戻した。 確かに可愛らしいのだが、なんか違う。 違うぬいぐるみを探そうとしていると、後ろから「ねーねー」と言う声と、小さい子がよく履いているピコピコした音のなる靴のピッピッピッとした足音が聞こえてきた。 ん?と振り向く前にエヘヘーという満面の笑みで私の足に抱きついてきた。 超可愛えぇ… マジで私の天使ですわ。
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