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私の理論、妄想は瞬く間に妹によって儚くも崩された。
妹が帰って来てからと言うもの、昼夜問わず泣きわめくので、母と私は目の下にくまが出来ていた。
これ程までに父のどんなときでも寝れる図太さを恨めしいと思ったとこはない。
次に驚愕したのは、母乳とベビーパウダーの入り交じった良い香りのする小さな天使は、なんと強烈な香りのものを生み出すのであろう。
そう、排出物だ。
母の手の離せないときや居ないときは私がお手伝いとしてやっていたのだが、これが一番キツかった。
慣れてくればなんと言うこともないし、飲み食いすれば必ず排泄をする。
当たり前で大切なことだが、血が繋がっているとは言え個としては他人。
いくら可愛いのだけれども、他人の排出物を扱うのは思春期真っ只中の私としては辛かった。
だが、涼しい顔をしてササッと処理をする父と母は流石だなと思い尊敬の念を送った。
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