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__とある男side__
「あぁ、おもんねえ……」
憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎イ憎イ憎イ憎イ憎イ憎イ憎イ憎イ憎イ憎イ憎イ憎イ憎イ憎イ憎イ憎イ憎イ憎イ憎イ憎イニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニ!!!!!!!!
横っ腹に剣を刺され、血にまみれている俺は
横っ腹に刺さる刺さっている剣よりも
目の前にいる男の憎悪の方が勝っていた
「抵抗しねェ玩具なんて要らねェ……」
蔑んだ目で俺も見下ろしながら
剣を振り降ろそうとしている……
「お、れはぁ……」
もうほとんど力のない腕に力を込める……
「こん、な……と、こでぇ……」
プルプルとなる腕を必死に抑え、上半身を起こす
「……し、ぬ……わけ、いか、ねえんだよおおおおおおおお!!!!!!!!」
最後の力を振り絞り、立ち上がる俺に驚きの表情を浮かべる男……
俺は、自分の横っ腹に刺さっている剣を抜く
そして、俺の目の前にいる男に向かい剣を振り下ろした
男は、俺の剣を受け止める
剣と剣がぶつかった瞬間、火花を散らす
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