月夜に輝く白兎

ここは……？

白｢なんで僕ここにおるん？｣

すると、ゼウスさんの顔が驚きに満ちた

なんでそんなに驚いてんのやろ…？

不思議に思い、首をかしげた
すると

ゼ｢わからずに今まで話してたのかい……？｣

とオズオズとした感じでゼウスさんは
驚きに満ちた表情のままたずねてくる

白｢分かってたら聞かへんやろ……？｣

僕はゼウスさんに向かい疑問を疑問で返すと

ゼ｢……それもそうだね｣

と納得した表情でそう呟いた
と思うと真剣な表情になり、僕を見た

ゼ｢君は、昨日の何があったかわかるかい……？｣

昨日……？
昨日のことが、僕が今こうやって神様と話せてる理由があるん？

疑問に思った僕は、心の中でだが
ゼウスさんにたずねた

ゼ｢まあ、そう……だね｣

ゼウスさんは、少し辛そうな表情で言葉を濁しながらも僕の問いかけに答えてくれた

そして、昨日何があったかを思い出すために目を閉じ
昨日の朝の出来事から思い出していく