プロローグ

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志染博(しじみはく)は腕組みをして海岸に立っていた。 ややあって、一人の男が海面に顔を表す。 彼の顔は恐怖にひきつっていた。 「船長、ここはダメです! 私が貝をとっていたら、変な奴が後ろからのぞき込んでるんです。 この海には恐ろしい魔物がいます!」
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