第7話

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「・・・・キレイ」 水面に映り込む月が青く輝いている。 「うん・・・こっち座れば?」 巧はどこからともなくレジャーシートをだし、狭い砂浜の真ん中にそれを敷いた。 言われるまま腰を下ろす。 巧は寝ころび上を見上げている。 それに釣られ、空を見上げれば満天の星。 グラッ・・・ 私の世界が揺れる。 重たくなる頭。 ぼやける視界。 声を出そうにも・・・・。 横目に入った巧の顔はどこか喜んでいた。
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