第7話

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『あ、でも・・・オレ一人じゃ満足させられないだろうから・・』 爪先に何かが触れた。 指先を包むように、そして吸い付くように丹念に・・・・。 『足?気にしなくっていいよ。ふみの信者が拝礼しているだけだから』 明らかに誰かが私の足を舐めている。 『それより、喉乾いただろ?ほら口を開けよ』 巧みにそう言われれば口を開いてしまう。 冷たい水が喉を通って行く。 いくら飲んでも追いつかず、口からこぼれる水。 こぼれる水を気にもしないように強引に飲まされ続ける。
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