平凡な俺と転校生

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「えー…みんなは知っていると思いますが今日このクラスの仲間になる転校生を紹介したいと思います…」 担任は慣れたように淡々と言う。 「ではリリーさん入って来て下さい」 そして扉を開けて入ってきた少女は可憐で優雅に歩き金の髪を揺らし教卓の後ろに立った。 「リリー スチュアートです…よろしくお願い申し上げます…」 と透き通るような声で言った。 「えー…それでは………源君の後ろ席が空いてますね…そこに座ってください…」 「はい…」 そして彼女は俺の横にきた。 「よろしくお願いします」 「ああ…源 清春だ…よろしく…」 そして彼女は席座り授業が始まった。
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