激動の王道革命

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と、いう訳で柊はオムライスを頼み、灯月は日替わり定食、菊沢は牛丼、永村はナポリタンを頼んだ。 「お待たせしました。ハバネロ麻婆餃子と、モンブランシュガーイチゴパフェです」 「わぁい」 「きたきた」 4人が頼んでからすぐ、浅葱と多々良の頼んだ料理……とデザートが運ばれてきた。 それを見た灯月は、またか……、とため息をつき、柊たち3人はギョッとして運ばれてきたものを見た。 1つはご飯の上にかけられた異常なほど真っ赤な麻婆豆腐の上に真っ赤な餃子が綺麗に並べられている料理で、もう1つは異常なほど真っ白なモンブランに練乳たっぷりのイチゴがのせられたデザートである。 「どーもー」 「どもどもー」 「はい、失礼します」 2人はとても嬉しそうな笑顔でこの2つを持ってきてくれたウェイターに手を振る。 それもいつもの事で、ウェイターはニコリと優しく微笑んで一礼し、裏に戻っていった。 「え、それ食べるの?」 テーブルに並べられた2つのものを見て、思わずといった様子で永村は聞いた。 それに浅葱は嬉々とした表情で頷き、多々良は顔は見えないものの、嬉しそうな雰囲気が伝わってくるほどにコクコクと頷く。 「……まぁ、いつもの事だから……」 「マジで?」 やれやれ、といった様子で言う灯月に、菊沢の口元もひきつる。
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