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そいつは、ゴブリンのようだった、
僕は全身から血の気が引いていくのが分かった……
逃げなきゃと頭はわかっているが、体は動かず、
女の子もまだ、パニック状態で立てないでいたが
大きく声をあげた!
「パパとママを返して!」
泣きながらだった。
僕はその時自分の無力さに嘆いていた、
なぜ僕は動けない!なぜ力がない!なぜ助けられない!僕はなくなった家族のためにもこの子を助けてあげたいんだ!
力が欲しい!人を守るための力が!
「ゲッヘヘヘヘヘヘヘ!オマエラモイマクッテヤルゾ!」
その化物は女の子の方に歩いていき腕を掴みベッドの方に持っていった、
「コドモダカラナ、オトナニシテカラクッテヤルヨ!ゲっへっへへへへへへ!」
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