ファーストブラッド~始まりの光~

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化物の下卑た笑いがその場を埋め尽くしていた、 「なっ何をするの!やめて!離して!」 女の子は必死に抵抗していたが、化物の力にはかなわず動くことができなかった 僕は死ぬ気で化物に向かって突進した。 化物はびくともしなかった 「オイオイ、セッカチダナオマエモクッテヤルカラマッテロヨ」 化物は僕をなぎ払い女の子にヤろうとしていた 僕は、止めたかった!化物を殺してでも女の子を守りたかった! 僕は周りを見渡して攻撃できるものを探した、 そこで僕は包丁を見つけた…… 包丁には血が付いていた、この女の子の母親が抵抗するために使ったのだろと僕は思った バッ!ガシッ! 僕は瞬時に包丁掴んだ! ブオン! その瞬間包丁が煙のような黒いものがまとったように見えた 僕は気にせず、化物の背中に向かってその包丁を振った! 「その子は俺が守る!俺がお前を殺す!」 その時、なぜ自分の呼び方が【俺】になったのはわからなかったが 自分の体の中に自分ではない【何か】が入っているのがわかった 「アガッ!イッテエナオイ!オマエカラコロシテヤル!」 包丁の攻撃は効いてないように見えたが、次の瞬間 スウゥゥ バン! 化物が僕をつかもうとして差し出してきた手が一瞬で黒くなり 爆発した!すると、体も黒くなり同じように爆発して 周りには血ではなく黒く炭のようなものが広がっており 僕の顔にもついていた
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