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そして、なんと私は生きているのです!
おいおい、転生ネタかよとか思った奴いるんじゃない
そうでもないかww
まあ、自分でもビックリだがほとんど外傷はなく生きていた
しかし、僕の家族全員近くにあった噴水の石像に押しつぶされてたり、木に押しつぶされたりと無残なまでに死んでいた
「あっうう、えっ僕はどうすればいいの?」
街は崩壊し、人は皆混乱していた、悲鳴のような声が周りから絶えず聴こえてくる中、
僕がやっと紡ぎ出した言葉に答えるものは誰もいなかった……
「お父さん!お父さん!ねえ、起きてよ!、うっううぅぅ」
「お母さん!お母さん!お願いだから起きて!っうぅぅぅ」
「お姉ちゃん!お姉ちゃん!一緒に家に帰ろうよ!っう」
僕の顔はもうぐしゃぐしゃだった、さっきの光のせいではなく
鼻水や涙が溢れるほど絶え間なく流れ続けている、何度も何度も声をかけても誰も返事を返さない、
その時
「うっがはっ!」
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