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耳を澄ましながら、気配を消し近づいていくとやはり口論をしているようだ
木の陰から覗いてみると……
「ですから行かないといっているではないですか！」
「そんなこと言うなよ～」
「つれねえな～ヒッヒッヒ」
「お頭もう、アレテールにもう無理やり持って行きやしょうぜ」
「まあ、待てお前らどうだ、おいしい料理や、綺麗な服が手に入るぜ
それでも、行きたくないのか？」
「はい！これ以上無理にでも来るつもりなら覚悟してください」
どうやら、このシルフの精霊をアレテールに連れて行こうとしているらしい。アレテールは魔族と繋がっているのか？そこには、魔族と人間の兵がいたからである
すると、お頭と呼ばれていた人間が獣人（３ｍ級のゴリラ）に変身した、どうやらファングスだったらしい、
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