第1話

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「これ…どういうことだよ…」さっきまでの楽しい空気が一変して不安に変わった。海をみた流亥が異変に気づいた。さっきまで穏やかだった海がすごく荒れているのだ。波は高くなり水しぶきをあげている。今度はずっと空をみていた零慈がまた異変にきづいた。「星って…あんなに見えてたっけ…?」空をみあげると星がすごい勢いで動いている。円を描くように何千者星が…。必然的に皆固まっていた。もう恐怖しかなく誰も動くことができなかった。愛美はもう泣いているが声はでていない。俺は心の手を強く握った。心も強く握り返してきた。すると突然空に穴らしきものが開いた。次の瞬間全員の体が宙に浮いた。そしてさっきまでの幸せだった時も一緒に一瞬にして飲み込まれた。
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