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「ぜぇ・・ハァ・・木・・・切ってきたよ・・・」
「お・・・ぉう?そんなきつかったか?」
木を切るのは本当に大変だった。
この世界の木は成長が早いらしい。
俺が切った木の苗木を植えておいたらしばらくしてすぐに生えてた。
「というか、シィは木を切っていなかったようだが?・・・どこで何をしていたのかな?」
まさかサボってたわけじゃなかろうな・・?
自然とシィを疑ってしまう。
「ん、何だよじとーっと見るなよ、俺もちゃんと働いたぜ、ほら、あれ」
シィががんばったという場所を指差すその先は、小さく平らな孤島だった・・・あれ、平ら?
前はあそこ島みたいに盛り上がってたはずだが・・・。
「おぅ、あそこに家を建てようと思ってな、島一個平らに整地してやったぜ」
「お、お疲れさまでしたぁぁぁぁ!!」
むしろ俺以上に頑張っていたんだな・・・。
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