現実

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「っく!何なんだよ今日は!」 あまりにイラついて叫んだ瞬間、林の土砂が崩れ、うまい具合に俺が下敷きになった。 「えっ!ちょっと!」 身動きが取れない、突然の事態に驚愕と恐怖が同時に襲いかかり、パニック状態となった。 「え!?冗談じゃない!出ないといけなっ――――――」 ドッ! 俺の頭の上で、鈍い音がした。 大量の土が降ってきたのだ、何故か空から。 (・ま・・・・これが俺の人生よ) 俺はこの数時間後、死体として発見されることとなった。 《fikuは地面と強く衝突してしまった》
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