第二話 わずかな希望と捜索隊

3/6
前へ
/12ページ
次へ
帰宅途中の風景は地震と津波でぐちゃぐちゃになっていた! ビルや家屋は倒壊し、流され船はあるはずのない陸に転がっていて 周囲は以前の雰囲気とは全く違ってまるで『ノアの方舟』のあるシーンのようだった。 記憶を取り戻そうにもこれじゃあどうにもならない 寧ろ、記憶が無い方が悲しみが少なくていいんじゃないかと思ってしまう 落ち込んでいる時に由希が肩を叩いた 『駄目、そんなこと無い!もしかしたら優子が何処かにいるかもしれない、先ずは目の前の事をちゃんとしなくては!』 由希の励ましと肩叩きの力に少しずつ勇気が出た! 『よし、捜索をしようぜ!( ^∀^)』 翌日から海岸を捜索することとなった! 不思議な出来事が起こることはまだ誰も知らない
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加